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ガーデニングで挑戦してみよう!ローズマリーのスタンダート仕立て

主幹の丈夫にだけ、茎葉を茂らせて、丸く仕立てるスタンダード仕立ては、その個性的な姿が魅力です。一年中、緑を楽しめるローズマリーをスタンダード仕立てにしてみましょう。

ローズマリーのスタンダード仕立てについて

ローズマリーは、品種もいろいろで、上に伸びていく立ち性タイプと横に這うほふく性タイプがあります。スタンダード仕立てには、茎を垂直に伸ばす立ち性タイプがむいています。好みの花色や香りの品種を選びましょう。スタンダード仕立ては、小さなポット苗でも、大株でも作れます。主茎が太く、真っ直ぐ伸びている株が向いています。茎は斜めに伸びていても、真っ直ぐなら大丈夫です。側茎やわき芽はいずれカットするので、あまり気にしなくて大丈夫です。ローズマリーは、年数がたつにつれて

だんだん葉が茂り、ボール状に育ってきます。春から秋は生育期にあたるので、こまめにピンチを繰りかえしながら、樹形を整えていきます。なお、鉢底に根が回ったら、一回り大きな鉢に鉢替えすることも忘れないようにしましょう。根つまりすると、茎葉の生長も期待できなくなります。スタンダード仕立ては、ローズマリーのほか、茎葉が密に茂るいろいろな植物でもできます。だたし、バラのスタンダード仕立ては、ノイバラの台木の高い位置に、バラを接ぎ木したものですので、こちらで紹介するスタンダード仕立ての方法では作れないので注意してください。

スタンダード仕立てに挑戦してみよう

①主茎がまっすぐな立ち性タイプの株を用意し、主茎以外の茎は切り落として1本にします。あわせて、茎の先端部分をピンチします。

②主茎が垂直に伸びていなければ、茎が表土に対して垂直になるように植え直します。

③茎に沿わせるように支柱を立てて、しっかりとビニールタイなどで数カ所を固定します。主茎の高さと太さをある程度までまっすぐ大きく育てるのがこの段階の目標です。わき芽が出てきたら、その都度ピンチすることも大切です。

④主茎が予定の高さまえ、育てば残す部分以外の、下部の茎葉を主茎のつけ根から切り取ります。残した茎をそれぞれハサミで形よくピンチし、わき芽の伸びを促します。

⑤その後はわき芽が3節くらい伸びるごとにピンチして、徐々に球状に茎葉を茂らせていきます。

スタンダード仕立てを美しく作るには…

主茎が木質化するまでは、支柱を添えて真っ直ぐ垂直に育てます。一度曲がってしまうと、元に戻りません。主茎を育てている段階では、下葉や茎を落とさず、葉をたくさん残しておくほうが、光合成能力が高まり、生育旺盛になります。最初からあせって、スタンダードに仕立てないようがよいでしょう。きれいなボール状にするには、とにかくこまめにピンチしてわき芽を伸ばします。ピンチする位置は、節のすぐ上です。茎の途中で切ると、枯れた茎が残ってしまいます。カットするときは、茎のやわらかい草花類はハサミで、枝ものはせん定ハサミを使います。360度どこから見てもボール状になるよう、ピンチするときには鉢を回しながら、目線の高さで形を整えます。ピンチを繰り返しても、肥料が切れていては、わき芽はのびません。固形肥料など、一カ月に一回与えましょう。

センリョウとマンリョウの育て方

科目 センリョウ科

原産国 日本、朝鮮半島、中国、台湾、インド、マレーシアなど

花の色 黄

大きさ 高さ50cm~80cm

半日陰で丈夫に育つ、日本の正月には欠かせない植物

センリョウは、マンリョウと共に、日本では正月飾りとしてなじみの深い植物です。雑木林の中に自生していることが多く、庭や植木鉢で栽培するときは明るい日陰で育てると良いです。

育て方

地植えする場合は冬の寒風の吹き込まない場所を選びます。植える場所に根鉢の倍ほどの広さの穴を掘り、堀り上げた土5、小粒赤玉土3と腐葉土2の割合で作った土に緩効性化成肥料を混ぜ込み、その土で苗を深植えし、たっぷりと水やりをします。苗が倒れそうな時は支柱を立てます。センリョウは「株立ち」といって地面からまっすぐたくさん枝が伸びる性質があります。特に手入れはしなくても育ちますが、葉が茂り過ぎると病気の原因になるため、若い枝を残して枝を切り落とします。地植えも鉢植えも、特に肥料を与える必要はありませんが、株を大きくしたい場合などは春頃に緩効性化成肥料を少量まきます。肥料過多になると生長を妨げる場合があるので注意します。特に油粕のような窒素の多い肥料を与え過ぎると枝葉ばかり茂ってしまい結実しなくなることがあります。また、日当たりが悪過ぎたり極度の乾燥が続くと結実しないこともあります。

育成に適した環境

半日陰の場所が適しています。センリョウは基本的に南東北から南の地域であれば屋外でも冬を越せますが、温暖な地域が原産の植物なので、寒風で株が傷む場合もあり、鉢植えは気温や天候を見て屋内の涼しい場所に移動させると良いでしょう。昼の直射日光や西日が強い場所に植えると葉が黄色くなって株が弱り、最終的には枯れてしまう場合もあります。花芽が枯れると翌年の実付に影響しますので気を付けます。また、極端な日陰に植えると実付きが悪くなります。土壌は、腐植質の水はけの良い土を好みます。鉢植えの植え替えの時期は3~4月が良いです。2年に1度を目安に、一回り大きな鉢に植え替えます。新芽が出て来なくなったら根詰まりを起こしている場合が多いので、植え替えをお勧めします。植え替えで根を掘り起こした時に、ハサミで根を切って株分けすることもできます。

種まきの時期

種まき、または挿し木でふやすことができます。種まきは3月が適期です。熟した実の中から種を取り出し、市販の種まき用の土か培養土、自分で作る場合は腐葉土8、小粒赤玉土2の割合で混ぜた土を入れたポットや鉢植えに種まきをします。種は乾燥させると発芽しなくなるので、実から取り出したらすぐに種をまき、乾燥しないよう管理します。発芽するまで90~120日かかり、発芽から3年で結実します。挿し木は3~4月に枝穂を切り、下の葉を落とします。残した3~4枚の葉も、葉から水分が過剰に蒸発しないよう半分の大きさに切ります。その後、挿し木を水で濡らした市販の挿し木用の土か小粒赤玉土に挿し、乾燥させないよう管理します。約3ヶ月で根が出ますので、根が充分に張ってきたら土に植え付けができるようになります。

水やり

地植えの場合は、よっぽど乾燥が激しい夏場を除いては特に水を与える必要はありません。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。夏の暑い時期は、朝の早い時間か夕方に水まきをし、土の中が熱で蒸れないよう注意します。

気を付けたい病気

立枯病、実腐病、アブラムシ

マンリョウはセンリョウの仲間ではない

色味のない冬の庭に、華やかな赤い実をつけるセンリョウは、日本の正月を感じさせるおめでたい植物として知られています。センリョウの相方のような存在の「マンリョウ」は、実はヤブコウジ科に属する、センリョウとは異なる種類の植物です。黄色い実をつける品種もあり、生け花などでもセンリョウは大変重宝されています。

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