ルリマツリの楽しみ方2選

ルリマツリの育て方

ルリマツリの花は薄紫系の白い花が咲く半つる性の低木です。また、ルリマツリは常緑性ですが、日本の冬の間は寒さによって葉が枯れて落ちてしまうことが多いです。

ルリマツリの開花期間は長く、5月の連休明け頃から10月の中旬頃まで咲いています。ルリマツリを楽しむためには、地植えと鉢植えの2つの方法があります。

地植えで楽しむルリマツリ

ルリマツリを地植えにして楽しむ場合は、陽当たりが良く水はけの良い場所に植えます。植え方は、ルリマツリの株より大きめの穴を掘った土に赤玉土、腐葉土、牛糞の堆肥などを混ぜて、株を植え付けます。その際、緩効性肥料も一緒に土の中に混ぜておくことがポイントです。

ルリマツリは、生育が良いので育てやすい植物ですが、寒さには弱いです。地植えの水やりは、植えた際に充分な水やりを行えば大丈夫です。

ルリマツリは枝が良く伸びるので樹形が乱れやすいため、枝が混み合ってきたら、余分な枝はこまめに間引いたり切り戻したりしていくことが大事です。こ

また、開花がある程度終わったら、半分ぐらいの大きさに切り戻しをすると、再び新しい枝を伸ばして花が咲きます。この場合、自分の作りたい樹形の形を最初に決めてから切り戻すと簡単です。切る場所はどこでも大丈夫です。この剪定をしないと2メートルくらいまで伸びてしまいます。

地植えのツルマツリは、寒さに弱くても室内入れることができないので、冬になったら冷風や霜よけ対策が必用です。株元にわらを敷いたり、腐葉土で覆たりしても寒さを防ぐことができます。

鉢植えで楽しむルリマツリ

ルリマツリは、葉が常葉で花の開花期間も長いので、室内に一鉢あると薄紫系の白い小さな花が、室内を爽やかな雰囲気に変えてくれます。鉢植えで楽しむ場合は、置き場所の空間に合わせて樹高や樹形を変えることができます。

ルリマツリは、乾燥を嫌い湿気を好む植物なので、季節によって水やりの仕方や量を変えて行います。例えば、春から秋にかけての水やりは、鉢の土の表面が乾いたら水やりをします。特に夏はエアコンを使ったりするので乾燥しやすいため、朝夕の2回位の水やりをします。冬の時期の水やりは、土の表面が敢然に乾いてから水やりをします。少しでも土が湿っている時に水を与えると根腐れの原因になります。

鉢植えのルリマツリは、3月の終わりから4月にかけて植替えをします。一年おきに植替えをすると良いです。古い土を半分位落とし、長い根や傷んでいる根も切って、一回り大きい植木鉢に植え替えます。

肥料は、1週間に1~2回位の割合で液肥を与えます。春から秋までの間、枝を伸ばして花を咲かせ続けてくれるので、施肥は大事な作業です。

ツルマツリの花が終わったら、剪定をします。地植えと同じように半分位切り戻して樹形を整えると、再度花が咲きます。

寒くなってきたら、鉢植えのツルマツリは窓際などに置いて管理します。その場合、夜は少し内側に置いて管理した方が防寒除対策にもなります。

ルリマツリは庭に地植えにしても、鉢植えで室内でも、楽しむことができます。花が終わったら伸びた枝を切り戻すと、春から秋の終り頃まで何度もきれいな花を楽しむことができます。庭と家の中の両方にルリマツリの花が咲いていると、気分も爽やかになります。