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これまではバラの苗といえば、新苗と大苗という2種類がメインでしたが、現在は長尺苗やスタンダードローズという種類も一般的に流通しているのを見かけるようになりました。そこで新苗や大苗のバラとの比較で、長尺苗のバラやスタンダードローズの特徴と注意点について5点満点の評価とともに詳しく説明致します。

長尺苗のバラの特徴

接木をして1年経過したバラの大苗に対して、それ以上の期間が経過して生育させている苗をバラの長尺苗といいます。1m以上に生育しているバラの長尺苗も多くあります。
バラの大苗よりも生育期間が長いので、その分丈夫に生育している長尺苗が多く、購入後の生育も安心して見られます。
特につるバラなどは、直ぐにオベリスクなどに誘引しても見ごたえのある姿をみることができるので、新苗や大苗のバラよりも使い勝手がよいといえますが、価格は、生育に時間を掛けている分、新苗や大苗のバラよりも高めの設定となっていることが多いです。
但し、最初からバラの長尺苗として販売する目的できちんとバラの畑で生育していたり、掘り起こして鉢植えに植え替えた後も、キチンと水遣りや剪定をして手間を掛けて管理している長尺苗のバラであれば良いのですが、大苗のバラの売れ残りを単に長尺苗のバラとして販売しているケースも多少なりとも見られます。

そういった長尺苗のバラは一見大きくなっているように見えますが、小さな植木鉢で生育されてそのまま放置された長尺苗のバラは、根のハリが弱かったり、病気に弱かったりすることもありますので、余程気に入ったバラでもう手に入らないというバラ以外は、購入しないほうがよいです。

<5点満点評価>

値段    :★★
種類の多さ  :★★
生育度合い  :★★★★★
育てやすさ  :★★★★★
入手しやすさ :★★
お薦め度   :★★★

スタンダードローズの特徴

スタンダードローズとは、地上1m以上の高さで接木をしたバラの苗の総称です。地面から接木をするまでの区間は最初は5cm程度の台木が1本伸びているだけですので、傍から見ると非常に心細く感じます。実際に植え付けに際しては添え木となるポールで固定しないと倒れる危険性があります。

接木の位置が地上1m以上の場所となりますので、バラの花が咲くのはそれより上となり、人の目線の高さに近い場所で咲くことになります。また、地上からは茎だけが伸びて、1mの地点で花が咲いている光景は、非常にインパクトがあり、アクセントにもなります。自然とガーデンにも立体感がでて素晴らし存在感しめすことになります。
また枝が伸びてその先に花が咲く仕様のバラをスタンダードロースにした場合、枝垂れて咲くことになる(ウェービング仕立て)ので、普通のバラでは味わえない風情となります。

反面、価格が高く通常の大苗の4~5倍程度はしますし、流通している種類も多くないので、一般家庭のガーデンでは中々お目にかかれません。私もバラ園でしか見たことはありません。その分スタンダードローズを取り入れていると、他のガーデンとは品種が同じでも差別化ができるというロザリアンの心を揺さぶる効果もあります。

スタンダードローズは、普通のバラでは満足出来なくなった上級者向けのバラ苗といえます。

<5点満点評価>

値段     :★
種類の多さ  :★
生育度合い  :★★★★
育てやすさ  :★★★
入手しやすさ :★
お薦め度   :★★

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