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ローズ(バラ)の花が咲いたあとに出来る果実を「ローズヒップ」といいます。

晩秋のころ、木々の葉が秋色に染まって庭が静まるとき、宝石のように赤く輝くバラの実を見つけたとき、そのきれいな赤い実には感動を覚えます。「花が終わって実をつけると木が衰弱してしまうのではないかな?」とずっと思い込んでいましたが、樹勢の強いつるバラならとくに問題はありません。そのことを知ってからは、花と同様に秋のバラの赤い実も鑑賞するようになりました。しばらく庭で楽しんだ後は、枝ごと切り取って部屋に飾っています。そのまま壁に飾るだけでも素敵なオブジェになります。庭に残った実は、餌が少なくなった秋冬の小鳥たちの餌にもなります。赤い実をついばむ姿もとても癒されます。品種によって丸くふくらんだ実、細長い実、小さな丸い実を房状につける実など様々で色も赤からオレンジまで変化に富んでいます。

ナチュラルガーデンにおすすめの赤い実をつけるバラ

ロサ・ムニガリー・・・実はオレンジでたわわに実ります。原種のバラで白い小輪の花が大きな房状につきます。枝は水平に伸び枝の長さは10mでです。低いフェンスに向くつるバラです。遅咲きで円錐状の大きな房になって開花し、スパイスの香りがあります。黒点病に強く、初心者には育てやすい品種です。

ロサ・フィリベス・キフツゲート・・・英国のキフツゲート・コート・ガーデンに植栽されていることで著名なバラです。小輪一重咲きの花が秋になると無数の実をつけます。花は小輪の一重咲きで雄しべが黄色のアクセントとなっているかわいらしいバラです。大房で咲く姿は見事で、かすかにスパイスの香りがします。枝は横張り性で、伸長力旺盛で耐寒性もあり、半日陰でもよく育ちます。シュートが1年で4m以上伸びるので植栽場所を選ぶことがポイントです。

ノイバラ・・・鈴なりに赤い実をつけます。花期は5月~6月で枝の端に白色または、淡紅色の花を散房状につけます。高さは2mぐらいになります。

安曇野・・・小さな赤い実をたくさんつける一期咲きのつるバラです。春にしか咲きませんが非常に花付きが良く伸びたつるを覆うように花を咲かせます。最盛期には甘いムスクの香りが庭を包んでくれます。

ロサ・デュポンティー・・・細長い形でオレンジ色の実をつけます。一重平咲きの大きな花で、白い花弁に黄色のおしべが美しいバラです。原種の中でもっとも生育旺盛な部類の品種です。

ローズヒップの効果・効能について

ローズヒップは高い美肌効果があり、含有する栄養成分がメラニン色素を抑えてシミを予防し、コラーゲンの生成を助けて美肌やアンチエイジングに効果を発揮すると言われています。また、抗菌、抗ウイルス効果もあり「ローズヒップティー」を飲むと風邪の予防になります。ビタミンCの含有量はレモンの10倍以上といわれ「ビタミンCの爆弾」と称されるほどです。妊娠中や月経中の栄養補給に良いといわれ、ローズヒップに含まれるペクチンやフラボノイドは緩下作用や利尿作用があり、お通じを良くしてくれますが、過剰に摂取するとお腹を下してしまうことがあるのでご注意ください。

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