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家庭菜園やベランダ菜園を行う際の環境は、日当たりや風通し等が重要になります。
また、それ以外にも重要な役割を占めるのが「土」です。 いくら日当たりが良く、風通しが良くても、土が植物の育成に適した状態でないと、うまく育ちません。植物を栽培する際の良い土には、以下の6つのポイントがあります。

いい土の6つの条件とは

その1 水はけが良い土である
その2 保水力のある土である
その3 肥料もちがいい土てある
その4 痩せておらず、適度に栄養のある土である
その5 育てる植物の好む環境と土のph値が会っている
その6 病気、害虫の対策がしっかり行われている
など、6つのポイントが挙げられます。
つまり、いい土とは植物の育成に適したいい土とは、酸度が適正であり、かつ栄養分を含んだやわらかい土で、病気や害虫の被害を受けないようにしっかりとした手入れがなされている土といえます。
では、ベランダ菜園などのコンテナ菜園ではどのような土がいい土といえるのでしょうか。

コンテナ菜園は水はけの良い土が理想

コンテナ菜園では水はけの良い土が理想です。
水はけをよくするためには、まず土をよく耕すことが必要です。よく耕すことで、土の中に空気が入り、ふかふかで水はけのよい土にすることができます。
ベースの土を選び、そのうえでさらに水はけや保水力をよくするために必要なものを混ぜて行く方法もあります。
赤玉土などの野菜の栽培のベースとなる土に、バーミキュライトやパーライト等を混ぜたり、コンテナの底に軽石などを敷くとより水はけがよくなります。

コンテナ菜園でおすすめの肥料とは

赤玉土や黒土、バーミキュライトを混ぜただけでは、野菜の育成に必要な栄養分が足りません。栄養を補うために、土には元肥が必要になります。
基本的に、何もしていない状態の土は雨などの影響を受けるため強い酸性の状態です。野菜の多くは中性から弱酸性の土でよく育ちますので、土もその状態に合わせることが必要となります。
土の酸性濃度を弱めるためには、石灰などのアルカリ性のものをまぜます。
ただし、アルカリ性のものを土に与える場合、やりすぎは要注意です。一度アルカリ性に傾きすぎた土を元に戻すのは容易ではありません。
また、石灰などそのほかアルカリ性の成分を基に栄養を混ぜ込んだ石灰性の肥料などもあります。これを使えば、土の酸性濃度を調整しつつ養分も与えることができますので、一石二鳥です。
また、土が固まると根が成長できずにうまく植物が育ちません。そのような場合は、有機物を与えることで土がやわらかくふかふかの状態になります。

市販の培養土を上手に活用しよう

土づくりは1からすべてを自分で行うこともできますが、すでに完成した状態で売られている市販の培養土を使うともっと簡単にベランダ菜園を始めることができます。
園芸店やホームセンターなどには、すでに植物に必要な栄養やphに整えられた状態で「〇〇の土」などがうられています。まず育てる野菜を決める際に、このような土を見てから選ぶこともおすすめですよ。

肥料の選び方

ガーデニングを楽しむうえで、肥料は欠かせない存在です。一口に肥料といっても、種類によって効果もさまざまです。いま一度肥料の基本的な知識を再確認しておきましょう。

肥料の三要素

植物が成長するうえで最も重要となる栄養素は、窒素、リン酸、カリウム(カリ)の三つで、これを肥料の三要素と呼びます。
窒素は主に植物の葉や茎を成長させ、大きくする作用があり、葉肥(はごえ)とも呼ばれます。植物の成長を促しますが、過剰に与えると植物が徒長しやすくなり、病害虫にも弱くなる傾向があります。
リン酸は主に花や実をつけやすくしたり、状態を良くしたりする作用があり、実肥(みごえ)や花肥(はなごえ)とも呼ばれます。果樹などを育てる場合、これが不足すると、花は咲いても実がなりにくくなったり、花そのものが咲きにくくなったりします。
カリウムはカリと略されることもあり、主に根の生長に作用するため根肥(ねごえ)とも呼ばれます。これが不足すると、新しい根が出にくくなったり、株そのものが弱くなったりします。一度に大量に与えても水に溶けてしまって吸収されにくいので、少しずつ小分けにして与えた方が効果的です。

肥料の五要素

肥料の三要素に、カルシウム(石灰)とマグネシウム(苦土)を加えたものを肥料の五よそと言います。
カルシウムは主に植物の病気に対する耐性に作用するもので、肥料コーナーでは石灰という名前で売られていることが多いです。土壌のph調整にも用いられ、酸性に傾いた土を中和したり、アルカリ性に傾けたいときに使用します。
マグネシウムは、植物の葉緑素を生成する際に消費される成分で、肥料コーナーでは苦土という名前で売られていることが多いです。
カルシウムは単体で販売されるよりも、マグネシウムと合わせて苦土石灰として売られていたり、有機肥料と合わせて有機石灰などという形で、他のものと混ぜられていることが多いです。

化成肥料に書かれている数字は?

お店で売られている肥料を見ると、「5-5-5」や「10-8-4」といった数字が書かれていると思います。これは、その肥料の中に、窒素、リン酸、カリウムが、どのようなバランスで配合されているかを示したものです。
数字の並び順は、窒素、リン酸、カリウムで、世界的にこの基準で表記されます。数字は、その肥料100g中、それぞれの成分が何グラム入っているかを示しています。たとえば、「5-5-5」なら、100g中窒素5g、リン酸5g、カリウムg5で、「10-8-4」なら、100g中窒素10g、リン酸8g、カリウム4gです。
植物を植える土壌に、何が不足しているかや、その植物が成長する過程で、どの栄養素を最も必要とするかによって、肥料の三要素がどんなバランスで配合されたものが適当かを見極める必要があります。

固体と液体

一般的に、肥料は固形のものと液体のものが主流です。固形肥料は少しずつ溶けながら、ゆっくり効くものが多く、液体肥料はすぐに根から吸収される即効性のものが多いです。
植物を植え付ける前の土壌に、あらかじめ混ぜ込んでおく元肥や、冬に与えて春までのあいだ少しずつ効果を発揮させる寒肥などは、固形肥料が向いています。
花が終わったあと、植物の体力を回復させるためのお礼肥は、即効性のある液肥が向いています。
植物の成長や季節ごとの変化に応じて与える追肥については、固形肥料と液体肥料を組み合わせると高い効果が得られることがあります。

植物ごとに種類や与え方が変わります

肥料は植物にとって、通常の食事と同じものです。人間と同じように、必要な栄養素や好みがそれぞれ違いますので、その植物ごとに適した肥料と与え方を変えていきましょう。最近ではそれぞれの植物に応じた専用肥料も出回っているので、まずはそういったものから使ってみて、徐々に慣れていきましょう。

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