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花が咲き誇る季節は、害虫に悩まされる厄介な季節でもあります。葉に大きな虫食いの跡があれば、食害性害虫たちの仕業です。しかし、虫の姿は一向に見当たりません。このような害虫を夜行性害虫といい、代表的な害虫は、ヨトウムシとナメクジです。

ヨトウムシとナメクジの特性

ヨトウムシは漢字で「夜盗虫」と書くとおり、夜のあいだに葉をかじります。一匹の被害は大きく、ひどいときは数日で葉脈だけ残して食べつくしたり、苗の段階の柔らかい茎を食べつくして、しおれさせてしまうこともあります。発生するのは、5月後半から初夏までと秋です。

ナメクジは年間を通して潜みますが、繁殖して被害が大きいのは、4月~6月ごろで、体長が4~7センチのものが目に付きやすいですが、ほんの数ミリのものもいます。小さなナメクジは、体のサイズに合わせて、柔らかい小さな花や新芽を食害します。

夜の庭で害虫を捕殺する方法

害虫の発生状況の確認も兼ねて、夜の庭で懐中電灯で照らして、すぐ捕殺する方法が一番効果的です。ナメクジやヨトウムシを見つけたら、割りばしでつまみます。ヨトウムシはつまむと足をひっかけますが、ぬるぬるしたナメクジはつかみにくいので割りばしでしっかり挟むようにしてください。台所用の中性洗剤を500倍ほどに薄めた水の中に落とすと、すぐに死んでしまいます。あとは、害虫を処分するだけです。昼間の間に捕殺するのであれば、主にナメクジのすみかとなっている鉢裏、マルチング材などの下、枯葉などの裏、草のあいだの湿った場所、とくにヨトウムシが潜んでいる表土の部分を確認するようにしましょう。

ナメクジはビールを使っておびき寄せよう

草花が茂る庭では、ナメクジが隠れる場所が多く、見つけにくいものです。そういうときは、有機固形肥料や油粕をある程度の間隔をあけて、庭におきます。夜間たくさんのナメクジが集まれば、まとめて捕殺できます。土に埋め込まず、表土におくのがコツです。植物の根元に置けば、肥料効果も期待でき、片づける必要もありません。このほか、バナナの皮などでも誘引できます。また、ナメクジの好きなビールを小さなプラスチック容器などに入れておくと、集まってきます。ここを狙って捕殺すれば、探す手間がはぶけます。ビールの中に各種ナメクジ駆除剤を入れておけば、逃げたナメクジも薬剤の効果で退治ができます。ナメクジの行動範囲は数mと狭いので、何カ所かに置くことがポイントです。

事前の対策で被害を防ぎましょう

ヨトウムシやナメクジの行動範囲、発生する季節や、食害の特性を知ることで、未然に防ぐことができます。大量発生させないためには、ヨトウムシやナメクジの好む環境を作らないことです。特に枯葉のマルチング材は夜行性害虫の温床になります。冬場や肥やしになったり、地温を維持したりで役に立つ枯葉ですが、春の温かい季節になったら、取り除き、風通しをよくしておきましょう。また、春先にヨトウムシは葉の裏に、数十~百粒まとめて産み付け、ナメクジは土の中に2~3mmの卵をまとめて産卵します。見つけたら、すぐに処分をし、大量発生を未然に防ぎましょう。それでも、虫は発生してしまうものなので、夜間に懐中電灯で捕殺し、その他ビールや、有機固形肥料など利用しておびき寄せて捕殺しましょう。

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