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お庭で花の手入れをしていて植木鉢を動かしたときに、鉢の下からダンゴムシがごっそり出てきてびっくりすることがありますよね。ガーデニングとは切っても切れないダンゴムシの対策をご紹介します。

ダンゴムシと人との関係

ダンゴムシは節足動物に分類され、昆虫ではなくエビやカニに近い生き物です。基本的には無害な生き物で、落ち葉などを分解して土質を改善してくれるため、益虫と判断される場合もあります。ただ、足がたくさんあって、大量に発生すると気持ち悪いので、不快昆虫とされる場合もあります。

ダンゴムシは雑食性で、実は落ち葉以外にも昆虫の死骸なども食べます。大量に発生すると、落ち葉だけでなく植物の花や新芽、苔盆栽の苔なども食べてしまうので、そうなってくると害虫になります。

益虫も害虫も、人間が勝手に判断することなので、ダンゴムシ自身には善意も悪意もありません。ただ、やはり大切に育てている植物の食害があっては困るので、なるべく大量発生させないようにしたいものです。

薬剤を使用する場合

ダンゴムシを駆除する方法としては、捕殺するか薬剤を用いるのが一般的です。捕殺はきりがないので、薬剤を用いるのが簡単です。

スプレータイプの薬剤は、ダンゴムシに直接吹き付けるものなので、当然ながら目視しながらの作業になります。効果範囲はスプレーが噴霧させる場所なので、大量発生した場合は大変な作業になります。ベランダや屋内に入り込んだダンゴムシを薬殺する際には便利です。

粉末タイプの薬剤は、除草剤のようにばらまくものなので、効果範囲が広く、効果が長続きするのが特徴です。ただし、ペットや小さなお子さまがお庭で遊ぶような状況だと、誤飲の恐れがあるので注意が必要です。

誘引タイプの薬剤は、お庭の数か所に設置し、ダンゴムシが食べに来るのを待つものです。これも効果は長続きしますが、これもやはりペットや小さなお子さまの誤飲の恐れがあります。また、他に食べるものがたくさんある場合、ダンゴムシが薬剤を食べる可能性が少なくなってくることもあります。

木酢液を使用する場合

木酢液とは、木炭や竹炭を製造する過程で出てくる、濃い茶色の焦げ臭い酢のような液体です。ダンゴムシはこの木酢の臭いを嫌うため、ダンゴムシが寄りついてほしくない場所に噴霧しておくとよいようです。木酢自体はツンとした臭いはあるものの、人体やペットに対しての毒性はなく、植物にとっても肥料成分が含まれるため、活力剤としての働きもあります。

環境を変える

ダンゴムシは、ジメジメした薄暗い場所を好みます。そのため、植木鉢や庭石、落ち葉の下などに隠れています。そうした環境を変えることによって、ダンゴムシはよそに引っ越していくので、自然と数が減っていきます。駆除することよりも、落ち葉の掃除や余計な鉢をどかすなどして、風通しを良くして環境を改善することもダンゴムシの対策になります。

大量発生に注意しましょう

そもそもダンゴムシは、落ち葉を分解して土の栄養価を高める働きを担う生き物です。極端に大量発生しなければ、植物の食害も微々たるものなので、見た目が気持ち悪いことに目をつぶれば、無理に駆除する必要もありません。大量発生させないように注意しながら、上手に共存していく心の余裕があってもいいのかもしれません。

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