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ガーデニングと植木鉢は、切っても切れない関係です。植木鉢といっても様々な素材があり、それによって特製も異なります。植木鉢の特性によっては、不向きな植物もあるので、植木鉢の素材とその特性は、しっかり覚えておきましょう。

素焼き

粘土を焼いて作られた素焼きの鉢は、植木鉢の中でも最もポピュラーなものと言えます。

鉢全体に細かい穴が開いた気孔質になっており、通気性と排水性がよくなっています。

水はけの良い土を好む植物や、多湿を嫌う植物には向いています。

逆に鉢の表面全体から水分を蒸散するので、多湿を好む植物には向きません。

外気温の影響を受けにくいという特性もあり、外気温が上がったり下がったりしても、鉢の中の土の温度の変化が緩やかで、冬に根が凍ったりしにくくなります。

薄手のものが多いため、根張りの旺盛な植物を植えたときに、根詰まりして鉢が割れたという話もありますので、根詰まりする前に植え替えすることをオススメします。

テラコッタ

テラコッタも素焼きと同じように粘土を焼いて作ってあるので、全体的に気孔質になっています。

素焼きの鉢より密度が高いので、通気性や排水性は素焼きの鉢より劣ります。

その分水分の蒸散が少ないので、水もちがよくなっています。

素焼きの鉢に比べるとデザイン性が高く、洋風のデザインのものが多くなっています。

素焼きの鉢に比べると、厚手で重いものも多いので、大きな鉢は移動が困難になる場合があるので、動かさない前提で配置する必要があります。

プラスチック

価格帯が安い鉢が多く、デザイン性、サイズなど、種類が豊富なのがプラスチックの鉢です。

焼き物の鉢よりも軽いので、吊り鉢や壁掛けに向いています。

排水性、通気性が悪いので、水やりは土の様子を見ながら行いましょう。

湿地帯の植物をミズゴケで育てたりする場合は、水もちが良いので管理が楽になります。

夏場に鉢の内部の温度が上がりやすくなるので、高温が苦手な植物は鉢カバーなどを付けて温度の管理をしましょう。

サボテンなどを育てる場合は、冬場に太陽に当たることで鉢内の温度が上がるので、黒いプラスチックの鉢を好んで使う人もいます。

化粧鉢

素焼きやテラコッタの鉢に塗装を施したもので、塗り鉢などともいいます。

化粧の範囲によって排水性や通気性が変わるので、素焼きやテラコッタに比べると水の管理の難易度が上がります。

お洒落でスタイリッシュなものが多く、その分値段も効果になります。

木製鉢

木製のプランターや鉢は、素朴なデザインのものが多く、温かみを感じられます。

木の特性上、いずれは湿気で腐ってくるので、長期間の使用には向きません。

排水性や通気性がいいので、軒下など、雨の当たらないところで使用することで、やや寿命が延びます。

直接土を入れるよりは、鉢カバーなどの目的で使用するとよいでしょう。

スリット鉢

スリット鉢は、鉢底から鉢の側面にかけて切込みが入っているもので、素材はプラスチックです。

普通のプラスチック製の鉢は、鉢底からのみの排水ですが、スリット鉢は鉢の側面からも排水と通気が行われます。これにより鉢の内部に十分な空気が入るため、鉢の中で根が渦巻き状に絡み合うサークリングがおきにくくなり、地植えと同じように丈夫な根になります。

通常の鉢よりも鉢の土が漏れやすくなるので、屋内での使用には不向きです。

長所と短所があります

鉢は素材や形状によって、長所と短所があります。それぞれの特性を理解し、植える植物にあった鉢を選びましょう。デザインがおしゃれでも、植物にとって劣悪な環境になってしまっては意味がないので、植物にとって最もいい環境を作るように鉢選びをしてください。

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