記事の詳細

バラの樹形は3タイプあります。それぞれの性質を把握して目的に合わせたバラを選ぶのがポイントです。樹木の枝が伸びて出来る形のことを「樹形」と呼びます。バラの樹形は枝振りによって直立する「ブッシュ(木立性)」、つる性に伸びる「つる性(クライマーやランブラーなど)」、つる性の中間の「シュラブ(半つる性)」に分かれています。樹形によって花がら摘みの方法も異なるのでそれぞれの樹形の特徴をまず知りましょう。

ブッシュ(木立性)の特徴

・数本の枝が株元から直立して伸びます

・枝は垂れ下がることがありません

・品種によって「直立性」・「横張り性」・「半直立性」に分けられます

・一部のオールド・ローズ、ハイブリットティー、フロリバンダ、ミニチュアローズなどの品種に多く見られるタイプです

つる性(クライマーやランブラーなど)の特徴

・枝がつるのように長く伸びる性質です

・枝元から出るシュート(新しい枝)が上に伸びます

・ほかの樹形と違って、誘引してアーチや壁面などに自由に仕立てることができます

・地面をはうように伸びる「ランブラー」と株元に近い枝が直立して伸びる「クライマー」の2つのタイプに分かれます

シュラブ(半つる性)の特徴

・枝先がしなやかで自然に垂れ下がります

・ブッシュとつるの両方の性質があり、ブッシュに近い性質のものとつる性に近い性質のものがあります

・野生種、多くのオールド・ローズやイングリッシュ・ローズなどに多く見られます

花が終わったあと、枯れ始めた花をそのまま残しておくと実のつきやすい品種は実をつけるために養分を使ってしまうので株の体力が消耗してしまいます。株が弱ってしまうと四季咲きや返り咲きのバラでは二番花が咲かないことがあります。また、枯れた花をそのままにしておくと見た目にも汚いだけでなく、傷んだバラの花に病気が発生してしまうこともありますので「花がら摘み」が必要となります。秋に色づく赤い実を楽しむ品種では、花がらを摘んでしまうと結実しないので花がら摘みはしないようにします。

ブッシュの花がら摘みのポイント

基本的に花のつき方はブッシュ以外の樹形でもほぼ同じで枝が伸びた先に花をつけます。四季咲き性のものは花を早めに摘み取って株の消耗を防いで次の花に栄養がいくようにしましょう。若い株など株を充実させたいときには、株に負担がかからないように花がらを摘んで実をつけさせないようにします。

花がらを摘むときは、葉を2~3枚(2~3芽)つけた状態で切り取りましょう。葉と枝の付け根には芽があるので、葉を残すことで次の花をつける枝が伸びてきます。

つる性の花がら摘みのポイント

つるバラは、一季咲きのものが多いので、実を楽しむこと以外は花がらを摘みとってしまいます。摘みとるときは葉を2~3枚残して切ります。繰り返し咲き・返り咲きの場合は新しい枝に花をつけるのでできるだけ早く花がらを摘み、また花が咲いたら葉を2~3枚残して切ることを繰り返します。

シュラブの花がら摘みのポイント

花がら摘みは基本的に同じで、葉を2~3枚残して切ります。切る位置は葉のつけ根から上5㎜ほどをの残すようにします。基本的に枝がよく伸びるので、長い枝などは次にどの位置に咲かせたいのかを考えてあらかじめ切る場所を決めておきます。

ガーデニング  ガーデニング

関連記事

ページ上部へ戻る
このサイトは個人が運営しています。