ガーデニングに欠かせない栄養剤について

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栄養剤とは植物が生育していく上で必要な栄養分を補ってあげるもので肥料や活力剤のことを指しますが栄養剤といえばアンプル剤を想像する方も多いことでしょう。ここではアンプル剤以外にも広く肥料について取り上げていきます。

目次

栄養剤の種類と効き目

植物に与える栄養剤には固形で土に混ぜ込んで使うもの、土の上に置いて使うものや液体状で原液を薄めて使うものや簡単に使えるアンプル剤など多種あります。植物の種類や生育の時期などによって使い分ける必要があります。

栄養剤の種類1)固形で混ぜ込んで使うもの

おもに元肥として使う栄養剤です。植え付け時や植え替え時に使います。植物の生育に欠かせないチッソ・リンサン・カリの成分が配合されていて根を強くしてこれから育つ植物の生育を助ける働きをします。

栄養剤の種類2)固形で土の上に置いて使うもの

元肥として株の周りにばらまくタイプのものと花つきをよくするために数粒土の上に置くものとがあります。元肥として使うタイプのものは根に効く成分を多く含み、花つきをよくするものには花の生育によく効く成分を多く含みます。それぞれの用途や植物の種類によって使う栄養剤は違いますからそれぞれに合った栄養剤を選んでください。初心者の方はどんな植物にも程よく効く万能タイプの肥料はチッソ・リンサン・カリの成分が均等に配合されていて使いやすくてよいです。

固形の栄養剤はゆっくりと効いていく緩効性の肥料です。1~2ヶ月ほどかけてゆっくりと土に浸透していきます。

栄養剤の種類3)液体で原液を薄めて使うもの

原液を薄めて使うものには植え付け時や元気のなくなった植物に与える活力剤と生育に必要な栄養素をバランスよく含んだ肥料とがあります。水で薄めて使います。

液体の栄養剤は即効性があり、おもに追肥として与えることが多いです。成分が植物に直接浸透しやすいので与えすぎには注意して使用しましょう。

栄養剤の種類4)土に挿して使うアンプル剤

室内でも安心して使えるアンプル剤は使いやすく何度も与えなくても挿しておけばよいので便利です。乾いた状態の土では液肥が浸透しづらいので一度湿らせてから使います。水やりも通常通り行います。

栄養剤の使い方

はじめに元肥を使って植物を植え付けます。次に追肥ですが、追肥は植え付けてから1ヶ月ほど間隔をあけて与えます。早く与えすぎると根が肥焼けでだめになってしまいます。次の栄養剤をあげる間隔は固形の場合は2ヶ月ほど間をあけてから与え、液肥の場合は1週間に1回程度の間隔で与えます。
アンプルの場合、土や気候によっては中の液肥が減らないことがあります。その状態で2週間ほど経過してしまったらはさみで切って中の液肥を直接土に撒いてから新しいアンプルを挿しましょう。中の液肥がなくなったら新しいアンプルに交換します。

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