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普段の肥料やりには、水に薄めて使える液肥がおすすめです。液肥とは、液体肥料の略です。化学的に作りだされた合成肥料で、粉末と液剤タイプがあります。水に溶かして使うので、効果がすぐに期待できます。

液肥とは

液肥には、植物の生長にかかせない養分のうち、とくに不足しやすいのがチッソ、リン酸、カリがバランスよく含まれています。用途によって、その比率はまちまちです。ただし、これらの3要素はバランスよく与えてこそ、効果を発揮するものです。ある特定の要素だけ与え続けても、うまく吸収できません。

一般的な草花用液肥のチッソ・リン酸・カリの比率は、5・10・5が標準です。この表示は、チッソ・リン酸・カリが何パーセント含まれているかを示しているものです。したがって、5・5・5と10・10・10では、全体の比率が2倍も違うことになります。肥料は、薄いものがずっと効き続けている状態が最適です。液肥は速効性がありますが、水やりで鉢底からはがれ出る分も多く、長くは効きません。したがって、定期的に与え続ける必要があります。例えば、液肥は1000倍程度に薄めたものを、週一回水やり代わりに与えると決めてしまうと便利です。そんなに頻繁に液肥を与えられない場合は、固形肥料と併用するとよいでしょう。月に一回固形肥料を適量与えておけば、肥料切れの心配もなくなります。

 

液肥の上手な与え方

1スポイトや専用の計量カップを使って液肥を量り、ジョウロまたは、水差しに入れます。

21の水を勢いよく注ぎます。こうすると、液肥と水がよく混ざります。

3いつもの水やりと同様に株元から液肥入りの水を注ぎ、鉢底から流れ出るまで与えます。

 

草花へのふだんの肥料やりには?

いきいきと元気に花を咲かせている草花にも、定期的な肥料やりが必要です。栄養不足では、しだいに花つきが悪くなってしまいます。効果的な液肥のタイプは、チッソとカリが同量、リン酸がその2倍のタイプです。

 

日当たりの悪い場所の草花には?

カリ分を多く含む液肥が効果的です。カリは根張りをよくし、草花を丈夫に育てる作用があります。とくに日当たりの悪いところで育つ草花に与えるといいでしょう。下葉が黄色くなった草花にも効果的です。ただし、与えすぎると生育不良になるので要注意です。寒さ、暑さへの抵抗力をつける働きもあり、夏越し、冬越しの備えとしても活用できます。

 

株を大きく育てたいときには?

葉や茎を育てるには、チッソ肥料が効きます。たべや挿し芽でふやした幼苗や、緑を楽しむ観葉植物、葉もの野菜にはとくに効果的です。ただし、チッソは与えすぎると徒長したり、病害虫にかかりやすくなったり、花つきが悪くなったりすることもあります。チッソばかり与えるのは厳禁なので、3要素等量程度のものを使います。

 

花つきをよくしたいときには?

春の盛りに株が充分大きく、花つきだけをよくしたいなら、リン酸、カリ分だけが含まれた開花専用の液肥が便利です。リン酸は多く与えても害がないので、安心して使えます。花色をよくしたり、葉を厚くしたりする働きもあります。ただし、これだけ与え続けると、肥料バランスが悪くなるので、草花用液肥と併用して交互に使います。

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