記事の詳細

甘酸っぱい果実のブルーベリー。
ジャムやジュースなど、スイーツに欠かせないフルーツです。
このブルーベリーを「ガーデニングで育てて、自分の手で収穫してみたい!」と思いませんか。

実は、ご家庭でもブルーベリーは栽培可能です。
ただし果実を収穫しようと思うと、要点はおさえないといけません。
ブルーベリーの系統から受粉のこと、基本的な管理方法をご紹介します。

ブルーベリーの3系統

ブルーベリーは主に3つの系統に分かれます。
休眠期間がある果樹は、ある一定時間低温になる環境におかなければ休眠からめざめず、翌年の生育に影響します。
この時間を低温要求時間というのですが、ブルーベリーは系統によって低温要求時間が違います。
お住いの地域にあった系統を選びましょう。

ノーザンハイブッシュ系

寒さには強いですが夏の高温多湿や乾燥に弱いです。
また7,2℃以下になる低温要求時間が800~1200時間と、寒冷地での栽培に適しています。
早くて6月上旬から実の収穫が可能です。

サザンハイブッシュ系

ノーザンハイブッシュ系から作られた品種です。
ノーザンハイブッシュより暑さに強いため、関東以西での栽培も可能です。
また低温要求時間が100~800時間と短いです。
6月中旬から実の収穫が可能になります。

ラビットアイ系

暑さに強く、マイナス10℃以下になる地域では生育が悪くなります。
また低温要求時間が400~800時間と短めなので、温暖な地域でも栽培可能です。
実の収穫は7月中旬からです。

ブルーベリー栽培の前に知っておくこと

ブルーベリーは正しい知識がないと、実の収穫は望めません。
苗を買う前に知っておくべきポイントをご説明します、

品種の特徴

先ほども述べましたように、ブルーベリーの系統によって栽培に適した気候が変わります。
ですので、お住いの地域の気候にあったブルーベリーを選びましょう。

また、ブルーベリーの実は見た目や味が系統や品種によって違ってきます。
実を楽しみたい時期やジャムなど実の用途に合わせて決めるのもガーデニングの醍醐味です。

同一系統の2つの品種を一緒に育てる

ブルーベリーは自家受粉も可能ですが、確実に実を作るなら異なる品種のものを複数本育てます。
ただしラビットアイならラビットアイ同士など、同じ系統のものでなければ実はできません。

初心者は挿し木2年以上の苗

ブルーベリーは種からでも育つ植物ですが、発芽してから苗に育つまでとても手間がかかるため、ご家庭では苗木を購入して育てることをおすすめします。
またガーデニング初心者の方でしたら挿し木してから2年以上経過し、根付のしっかりした苗が育てやすいです。
実がなっているものはすぐに収穫できますが、そのぶん株が弱っているため植え付けに気を使います。
できるだけ実付きの少ないものを選びましょう。

ブルーベリーをたくさん収穫するための人工受粉

ブルーベリーの栽培業者は、実を作るためにミツバチを使用して受粉させることがあります。
住んでおられる環境によりますが、ガーデニングでブルーベリーの実を楽しむには、自然に任せるだけでは収穫量が少ないかもしれません。

そこで、人の手を使って人工受粉で収穫量を増やしましょう。
人工受粉させるには、同一の系統の中で異なる品種のものを使います。
同じ品種よりも異なる品種の方がいい理由は、実ができやすいうえに大きな果実になるからです。

受粉は4月の風のない日に行います。

まず、おしべの葯が黄色から茶褐色になった花から花粉をとりだします。
綿棒や耳かきの梵天(わた)などを使って集めてください。

次に、実をつけたい別の品種のブルーベリーのめしべの先端部に、集めた花粉をつけます。
うまく受粉できらたら花弁とおしべは落ちて、めしべだけが残ります。
めしべはその後茶褐色に変色し、実が大きくなっていきます。

ブルーベリーの基本的な管理方法

ブルーベリーの普段の管理方法をご紹介します。

水はけと保水性のよい土を使いましょう。
またブルーベリーは酸性を好みますので、自分で土を作る場合はピートモス7、鹿沼土3の割合で配合してください。
市販されているブルーベリー用の土を使うと、配合の手間が省けるのでおすすめです。

水やり

ブルーベリーは乾燥を嫌います。
基本的に土の表面が乾いたらたっぷりの水をやりましょう。

ブルーベリーは根が浅く、水切れを起こしやすい植物です。
特に鉢植えの場合は注意が必要です。

剪定

冬と夏の2回、行います。

12~3月の剪定では、枯れたり傷んだ枝、不要な枝を間引きます。
また切り戻しで翌年以降できる実の量を増やすことをはかりましょう。

6月下旬から9月の剪定では、今年伸びた徒長した枝を切り樹形を整えることで、実の収穫がしやすくなります。
一部の枝のみ切り戻しましょう。

ガーデニング  ガーデニング

関連記事

ページ上部へ戻る
このサイトは個人が運営しています。