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ガーデニングを始めるとよく見聞きする、剪定(せんてい)。
草木の幹や枝を切ることで、生長をうながします。

ガーデニング初心者の方には、剪定が木にとって大切なことだということは知っていても、具体的にどういう効果があるのか、またどう切ったらいいのか分からないという方もおられるでしょう。

ご家庭でよく育てられるバラとあじさいを例に、花木の剪定方法をご紹介します。

ガーデニングで育てるバラの剪定

最初に、バラを剪定してみましょう。
花木の剪定は基本的には花が終わり次第行いますが、植物によっては年2回行うこともあります。

株立性のバラ

株が天に向かってのびるバラの場合は、花は今年伸びた新梢の先端につきます。
ですから、花が咲く直前は剪定が行えません。

5~6月のバラの花が咲きはじめたころ、まずは早めに花がら摘みをしていきます。
花首のところで切り取ります。
実をつけてしまうと株が弱ってしまうので、こまやかな管理が必要です。

そして8月下旬までに、秋に花を咲かせるための剪定を行います。
全部の花が咲き終わってから、3枚葉と5枚葉の分かれ目で枝を切り戻します。
切り落とす位置は5枚葉の芽の5mm上のところです。
芽の向き対して平行になるように切っていきます。
芽のすぐ上を切ってしまわないよう注意しましょう。

冬にも再び剪定を行います。
12~2月ごろ、株が3分の2程度になるまで強く切り戻します。
この時同時に枯れた枝や傷んだ枝なども一緒に切ってください。

つる性のバラ

株立性のバラと同様に、花が終わり次第花がら摘みをかねて剪定を行っていきますが、つる性のバラは冬の時期の剪定が重要になってきます。
前年のびた枝の先端にしか花をつけないため、4、5年たった古い枝は剪定してください。
新しい枝は残し、絡み合った枝や枯れた枝を整理していきます。

ガーデニングで育てるあじさいの剪定

あじさいは自然のままに育てると大株になる植物で、樹形も乱れます。
ご家庭ではスペースに限りもあるので、剪定で樹形を整えましょう。

あじさいは花後の7~8月ごろに剪定を行います。
まず花がら摘みをかねて、花の下の葉の節で切り取ります。
節のすぐ上で切らずに枝の途中で切ってしまうと、枯れる恐れがあります。
このとき、花が咲かなかった枝は絶対に切らないでください。
今年花がつかなかった枝は、来年花をつけます。

また、株を小さいまま保ちたい場合は、強めの剪定で樹形を整えます。
6月中旬~7月上旬ごろ、開花枝の根元から2~3節残して節の上で切り取ります。
この時も花のついていない枝は切らずにしておきます。

次の年に花を咲かせたら、強く切り取ります。
2年がかりで形を整えていきましょう。

剪定の効果と木のサイクル

剪定を行うことで、樹形が整い、風通しや日当たりもよくなります。
そのことで、さらに健康な木になり花つきもよくなっていきます。

剪定はいつ行ってもいいというものではありません。
タイミングを間違えると花がつかなかったり、枯れてしまったりします。
まずは木のサイクルからご紹介します。

・11~3月
冬は木も休眠期に入ります。
この間、樹木は養分を蓄える活動を行います。

・4~7月
暖かくなり、樹木は活動期に入ります。
冬の間蓄えた養分を先端部分まで行き届かせ、生長します。

・8~10月
夏の間は葉で養分を作ります。
その後涼しくなるにつれて、葉で作られた養分が体内に移動します。
落葉樹は、役目を終えた葉が落ちていきます。

落葉樹も常緑樹も上記のサイクルを繰り返して生長していきます。
ですから、剪定を行うタイミングは重要になってくるのです。
樹木によってタイミングは違いますが、基本的に落葉樹の剪定は11~3月の冬季に行います。
常緑樹は4~10月ごろです。

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