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ガーデニングを楽しむうえで、植物の病気は誰もが経験するものです。軽いものから深刻なものまで様々ですが、よくある4つの病気の症状と原因、対策についてまとめてみました。

うどんこ病

誰でも一度は耳にしたことがあると思います。植物全体、主に葉を中心に、うどん粉を振ったように白い粉状のカビが付く病気です。春から秋に発生し、空気が乾燥している場合でも発生します。

カビそのものは土の中にあるものが風に舞って葉に付着するので、なかなか防ぎようがありません。発生したら薬剤を散布しましょう。

軽いうちなら、重曹や木酢液を水で薄めたものをスプレーするだけでも効果があります。

黒星病(黒点病)

黒星病は、植物の葉や果実に黒い斑点が生じ、しだいに大きくなって、葉や実が枯れてしまう病気で、カビが原因です。バラで発生した場合は黒点病と呼ばれます。

カビが原因なので、気温が20度以上で湿気の多い梅雨の時期に発生しやすい病気です。

黒星病が発生した場合、感染した病変部位は回復しないので、切り取ってしまいましょう。また、株周辺の落ち葉には原因となるカビが付着しているので、株元の落ち葉なども掃除しましょう。その後、トップジンMゾルや、サプロール乳剤を散布し、感染の拡大を防いでください。

植物が植わっている土の周辺を清潔に保ち、風通しを良くすることである程度は防げますので、まずは発生させないことが大切です。

灰色カビ病

葉や茎、花や実など植物全体に発生します。ジクジクした褐色の病変を生じ、次第に広がって腐っていきます。最後は植物全体に広がって、灰色のカビを生じることから、灰色カビ病と呼ばれます。ボトリチス・シネレアという菌の感染による病気で、空気感染します。

春と秋の長雨の時期に発生しやすく、発生した場合回復しません。

高温多湿の時期に、植物そのものの抵抗力が弱っていると発生しやすくなるため、長雨の時期は風通しを良くし、カリウム分を含む肥料を与えて植物の抵抗力を上げておきましょう。

カビが原因なので、カリグリーン、ダコニール、トップジンMゾル、ベンレートなどで予防できます。ただし、菌類は薬剤に対する耐性が付きやすいので、同じ薬剤を継続的に使用していると、効果が薄まる場合があるので、いくつかの種類をローテーションすると良いようです。

モザイク病

モザイク病は、ウイルス病とも呼ばれ、ウイルスの感染によって植物の葉にモザイク状の病変を生じる病気です。感染した部位は回復しないので、すぐに切り取ってしまいましょう。

ウイルスはアブラムシによって媒介されるため、アブラムシが発生する春から秋にかけてが要注意です。アブラムシ対策が一番の予防になるので、アブラムシが発生し始めたら、すぐに駆除しましょう。

風通しを良くするのが一番の予防

植物に発生する病気は、カビやウイルスによる感染が主な原因です。高温多湿状態のときに植物の抵抗力が落ちている場合に発生しやすくなるので、まずは風通しを良くして、植物自体を健康に保っておくことが一番の予防になります。風通しの良い状態にしておくと、アブラムシも付きにくくなります。

混み合った枝の剪定や、適度な施肥と灌水など、植物の状態をよく観察しながら上手にケアしてガーデニングを楽しみましょう。

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