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マルチングの大きな目的の一つは、表土から水分の蒸発を防ぐことです。土の中の水分は、毛管現象によって、表土から蒸発していきます。表土にマルチング材を敷いておけば、水分は表面から逃げていきません。日差しの強い夏などは、乾燥防止に役立ちます。また、表土に直接日光が当たるのを防ぎ、温度の上昇も防げます。

マルチングの役割

冬は土の霜柱がたって、植物を傷めますが、マルチングすると植物は株元に毛布をかぶっている状態になります。このため、地温を高く保って、霜の害を防げます。冬に雨が少ない太平洋岸の地域では、乾燥防止になります。マルチングは、このほか雑草が生えたり、土が雨に打たれて流れたりするのを防ぎます。また、土に跳ね返りで葉が汚れたり、病気にかかるのも予防します。さらに、表面の土の粒は、水やりの水圧で、だんだん壊れますが、これを防ぐ効果もあります。ただし、マルチングは良い面ばかりではありません。表土を覆っているので、鉢植えでは、土の乾きが見えず、水やりのタイミングがつかみにくい面もあります。マルチング材をとって、乾き具合を確認するひと手間も必要になります。また、マルチングの下は害虫の温床になることもあります。葉がかじられるなどの症状がでたら、退治する必要があります。とくに落ち葉でマルチングしたときは、春には害虫の棲みかになってしまうので、取り除くほうがよいでしょう。

マルチング材のいろいろ

室内や花壇をおしゃれにマルチングしたいときに、役立つマルチング材のいろいろを紹介します。

グラウンドカバープランツは、被覆力が強くて、根の張りの浅い、わい性のセダムがおすすめです。装飾バークは、化粧バークとも呼びます。針葉樹の樹皮を厚くカットしたもので、装飾性に優れます。サイズもいろいろで、庭用には一遍が10cmくらいの大型のものを使います。細かい、バークチップタイプもあります。木片やつるは、せん定枝やつるなどを、剪定ばさみでななめに細かくかとします。鉢のサイズに合わせて、枝の太さを選びましょう。木の種類によっては、かびがつきやすいものもあるので注意しましょう。卵の殻は、ナメクジの被害にあったら、表土に細かく砕いたものをまいておくとよいでしょう。卵の殻は土に混ぜても害がなく、カルシウムも供給できます。ごみの減量にもなり、エコにつながります。100円ショップなどにも販売されている、カラーガラスは利用価値大です。鉢の色とコーディネートして美しくしましょう。貝殻は、サイズが多様ですが、多肉植物から大型植物まで植物に合わせて使いわけできます。いろいろな形の貝殻を組み合わせると素敵なプランターになります。

広い庭や寒さよけなどに実用的なマルチング材

土の水分の一部は、表土から蒸発しますが、目の粗い腐葉土やピートモスなどで表土をカバーすれば、水分が逃げません。土に有機物も補えます。庭などの多年草のマルチングには、落ち葉などをかき集めて敷くだけでなく、表土を霜や寒さから守れます。真冬は、株全体を覆うように敷きます。手に入りにくいですが、ワラのかわりにすすきなどのグラス類の葉も使えます。

上手にマルチング材を使ってガーデニングを楽しみましょう

マルチング材はメリット、デメリット双方ありますが、自分のガーデニングにあうマルチング材を使用することで、実用的でおしゃれになります。ぜひ、自分にあったマルチング材を使いましょう。

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