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オリーブは実の収穫を楽しむだけでなく、観賞用としても人気の樹木です。
温暖な気候でしか育たないイメージがありますが、意外と耐寒性があり、ガーデニングで育てることも可能です。
手塩に掛けて育てたオリーブから実を収穫すると感動もひとしおです。
ぜひこの機会にオリーブ栽培に挑戦してみましょう。

人気があるオリーブの種類

オリーブはモクセイ科オリーブ属の常緑樹です。
オリーブ属には12種4変種の種類があり、直立性や開帳性、中間性、枝垂れ性など樹形はさまざまあります。
樹高が20mを超えるものも現存しています。
その中でも次の4種は、オリーブの代表的な品種です。

マンザニロ

世界中で栽培され、日本でも入手しやすい定番の品種です。
樹高が高くならないので管理がしやすく、あまり手がかかりません。
1本だけでは実がつきにくい品種なので、もし実の収穫を楽しみたいなら別の品種と一緒に育てることをおすすめします。
実の油の含有量は9~14%です。

ネバディロ・ブランコ

開花時期が長く花粉量が多いため、実の収穫を期待するなら持っていたい品種です。
また耐寒性もあり、苗から幼木になるまでが早いので、ガーデニング初心者の方やオリーブを初めて育てる方におすすめです。
実の油の含有量は17%です。

ルッカ

耐寒性に優れ、1本だけでも実がつきやすい品種です。
実の油の含有量は25%と多く、小豆島でもよく栽培されています。

ミッション

直立型の樹形で、高さがほしいときなどシンボルツリーに向きます。
スリムな姿なので横幅は取りませんが、剪定で高さを調整する必要があります。
実の油の含有量は15~19%です。

オリーブの実ができるまでにすること

苗の選び方

売られているオリーブの苗は、挿し木で育てられたものが多いです。
ガーデニングで育てるなら、ポット苗が植え付けやすく、根が定着し生育もよくなります。

オリーブは実をつけるまで4~5年かかります。
ご家庭で実を収穫したいなら苗は3年生以上のものを選びましょう。
1年生苗は値段が手ごろではありますが、根が育っていない可能性があります。

また、オリーブの実をたくさん収穫したいなら、違う品種のものを複数本用意しましょう。

鉢植えで植え付け

オリーブの植え付けは春と秋に行えますが、根や枝が生長する直前の2~4月が植え付けにベストな時期です。

そして、ガーデニングでオリーブを楽しむなら、鉢植えがおすすめです。
地植えは一度根付いてしまえば管理は楽なのですが、気候や土壌を選びます。
鉢植えなら、冬の寒い間は室内や軒下に移動させることができますし、剪定で好きな大きさをキープできます。
また、鉢植えの方が実が早くつきやすいです。

オリーブを育てる場所は、風通しと日のよく当たる場所にしましょう。

オリーブは水はけがよく、弱アルカリ性の土を好みます。
また特に過湿に弱い植物です。
地植えする場合は、水はけが悪く雨が降ったりすると水たまりができるような場所は育ちにくいため避けてください。
鉢植えでも地植えでも、植え付ける前に弱アルカリ性にするため、苦土石灰を土にすき込んで酸度を調整しておきましょう。
オリーブ用の培養土が市販されていますので、ご家庭ではそれを使うと失敗がありません。

人工授粉

品種にもよりますが、オリーブは自家受粉もできるため1本だけでも実ができないわけではないです。
しかし異なる品種のオリーブが複数本あったほうが、実入りがよくなります。
花粉が風に乗って自然に受粉することもありますが、確実に実を作りたいなら人工授粉を行いましょう。
綿棒や耳かきの梵天(綿)などを使っておしべについている花粉をとりだし、別の樹のめしべに花粉をつけます。
風の弱い日を狙って行ってください。

オリーブの普段の管理

鉢植えでも地植えでも、基本的なところは変わりません。
オリーブは、日照量が多く一年の平均気温が14~16℃の温暖な気候を好む植物です。

水やり

オリーブの根は浅くはり、酸素を多く必要とします。
そのため、水はけをよくする必要があります。

鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりの水をやります。
地植えの場合は、夏以外はほとんど必要ありません。
特に過湿を嫌い、根腐れの原因となってしまうので水のやりすぎには注意しましょう。

剪定

剪定は休眠期の1~3月に行います。
オリーブはよく茂る植物なので、剪定を行って株の内部に光や風を通す道を作る必要があります。
春から初夏にかけて伸びる新梢に翌年実をつけます。
ですから、新しい枝は切らずに残しておきましょう。
また5年に1回は木の若返りをはかる強剪定を行います。

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