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病害には比較的強いと言われているオリーブですが、放っておいてよいわけではありません。日頃からよく観察して被害にあったらすぐに対処しましょう。

オリーブの気をつけたい害虫

オリーブアナアキゾウムシ

オリーブを育てるときにもっとも注意したい害虫が「オリーブアナアキゾウムシ」です。気づかずに放っておくと木を内部からどんどん食害して大きく育ったオリーブを枯らしてしまいます。オリーブアナアキゾウムシがオリーブの木を食害するとオガクズ状の木屑が株元に落ちてオリーブの木肌がぼこぼこと荒れた感じになります。日頃からオリーブの健康状態をよく観察しておきましょう。

オリーブアナアキゾウムシを見つけたら

成虫は黒褐色の保護色をしているのでなかなか見つけにくいのですが株元の地際近くに潜伏していたり、枝にとまっていたりするので見つけ次第捕殺します。オリーブアナアキゾウムシの退治には薬剤散布が効果的です。オガクズ状の木屑を発見したら株元や木肌をよく見て、ぼこぼこと荒れた部分を探します。その部分の樹皮をめくって幼虫や成虫を捕殺します。さらにスミチオン乳剤50倍希釈液を傷口や主幹全体に散布します。

オリーブアナアキゾウムシの薬剤散布方法と予防

4月・6月・8月の3回、スミチオン乳剤50倍を主幹に散布します。地面から1メートルほど上がったところから株元にかけて、1周幹の表面を薬剤が垂れるくらい散布します。葉や実に薬剤がかからないように注意して下さい。実を収穫する場合は3週間前までに散布をすませましょう。

オリーブアナアキゾウムシの成虫は、株際の樹皮下や枯れ枝の下で休眠越冬するので、オリーブの株元はすっきりときれいに保つこともポイントです。雑草もこまめに抜いて、株元の土の表面がいつもきれいに見えているようにしておくと、食害の目印のオガクズ状の木屑も目立ちやすく、すぐに対処することができます。

スズメガの幼虫

体長7~9センチのオリーブの新芽によく似た緑色の大型のイモムシです。6月~10月に発生し、体の後部に角状の突起を持っています。大量発生はしませんが食欲旺盛でオリーブの葉をどんどん食べてしまうので注意が必要です。

スズメガの幼虫の対策と捕殺方法

幼虫が発生している目印は黒くて丸い糞です。株元に糞を見つけたら必ずどこかにいますので、幼虫を探しましょう。この害虫は薬剤散布より見つけて捕殺するのが有効です。スズメガの幼虫はしっかりと枝につかまっているので、割りばしなどでそっとつまんだぐらいではなかなかとることができないので、思いきってしごきとりましょう。

ハマキムシ

ハマキガ科のガの幼虫で、4月~11月にかけて繰り返し発生し、オリーブの葉や実をまいて住みつき食害します。白い綿状の糸で葉巻のように葉を巻いたり、実に穴をあけたりして中に入り込み食害します。白い綿状の糸で巻いてある葉を見つけたら枝ごと切り取って捨てましょう。

コガネムシ

5月~9月頃にかけて成虫は土の中に産卵し、卵から孵化した幼虫はオリーブの根を食害します。成虫を見つけたらすぐに捕殺しましょう。

テッポウムシ

カミキリムシの幼虫で体長は5~6㎝ほどです。成虫は地際の主幹に穴をあけて産卵し、孵化した幼虫が木の内部をどんどん食害すると落葉や枝枯れ、最終的には枯れ死に至ることがあります。幹の地際に丸い穴があき、オガクズ状の木屑が落ちていたら穴の中に幼虫がいる場合があるので針金などで捕殺しましょう。

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