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育てていた花が終わり、次の季節に向けて別の花を育てる時期となりました。そんな時、鉢やプランターから古い花を抜き、すぐさまそこに別の植物を植えてはいませんか?出汁を取った後の鰹節にほとんど栄養素が残っていないのと同じように、植物に栄養素を吸収された土にも栄養素は残っていません。
同じ土を使い回して、植物に良いことは何一つありません。土から栄養素は失われ、保水性や排水性も失われます。そんなところに、新しく植物を植えても決してうまく育ちません。茎ばかりがひょろひょろと伸びてしまったり、花つきが悪かったり、最悪の場合、枯れてしまうということもあります。そんな状況を避けるためにも、一度使った土は不純物をきれいに取り除いたうえで殺菌し、新たに栄養素を足してあげるようにしましょう。

不純物の除去

まずは、一度使った土はふるいにかけ、根っこやゴミを取り除きます。濡れたままの状態だとうまくふるうことが出来ませんので、ある程度乾燥した状態で行いましょう。また、虫の幼虫や卵などが紛れていることもありますので、見つけ次第除去します。

土の消毒

次に行うのは消毒です。とは言っても、なるべく薬剤は使いたくないので、太陽光を利用します。黒いビニール袋に土を入れ、日が当たるところに置いておきます。夏場であれば、丸一日当てたら、次の日はビニール袋をひっくり返し、土全体にまんべんなく日が当たるようにすれば十分です。特にコンクリートの上に置いておくと、土の温度が上昇してよく消毒されます。
冬場に土の消毒を行う場合には、太陽の光が夏より弱いので、日に当てる日数を増やすと良いです。もしくは、あえて冬の寒さに土をさらすという方法もあります。土の中で越冬しようとする虫の幼虫などは、寒さで死滅しますので、土をまんべんなく返して寒さに当ててください。

栄養素の補充

不純物を取り除き消毒した土に、あとは栄養素などを足し戻してあげます。新しい土と腐葉土を3割程度混ぜ込んで下さい。新しい土は栄養素を土に与え、腐葉土は保水性や排水性を土に与えてくれます。

ここまでやって、ようやく新しい別の植物を植える準備が整います。楽な作業ではありませんが、せっかく別の植物を育てようとしているのですから、手間を惜しまずやって欲しいところです。植え替える度に新しい土を使うという方法もありますが、お金もかかりますし、何より古い土の処分に困ります。古い土と新しい土を上手に使いながら、次の花もきれいに咲かせてあげてください。

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