記事の詳細

紫色の花が一面に広がるラベンダー畑。
「自分のお庭でも育てられたら…」と思ったことはありませんか。
ラベンダーは温暖からやや冷凉な気候を好みますが、ご自宅でも管理に気を配ればガーデニング初心者の方でも育てることができます。

ラベンダーの種類

ラベンダーは草花と思われがちですが、シソ科の常緑性小低木です。
強壮、鎮静などに効果のある薬草として、古くから使われてきました。
ここでは3つのグループをご紹介します。

スパイカラベンダー

香りがよく、ラベンダーの中でもこの種類のものがもっとも栽培されています。
寒さに強い反面、暑さや蒸れにとても弱いので、降水量が少なく涼しい土地での栽培に向いています。

ストエカスラベンダー

このグループのラベンダーは薬草として利用されてきました。
温暖な土地でも栽培しやすい種類で、真冬でも開花するものもあります。

プテロストエカスラベンダー

ラベンダーの香りはあまりしません。
ラベンダーと言って想像する姿とは少し異なる姿かたちをしています。
ハーブとしての利用には向かないため、観賞用として楽しみましょう。

ラベンダーの植え付け

3月ごろからラベンダーの苗が出回りますので、植え替えや種まきもこの時期から行います。
種類によっては寒さに弱いラベンダーもあるので、苗は暖かくなってから植え付けます。

ラベンダーはいずれの種類も乾燥を好むため、日当たりと風通しのよい場所で、水はけのよい土を使って育てましょう。
6時間以上の日照がある場所が最適です。

庭植え

ラベンダーは、種類によっては20~100cmまで生長します。
大きくなった時の姿から逆算して、植栽スペースを決めましょう。

日本では酸性に傾いた雨が降り、土も酸性にかたよりがちです。
ラベンダーは弱アルカリ性の土を好むので、屋根の下など雨が溜まったり、したたり落ちるような場所は避けてください。

スペースを決めたら、植え付ける10日前には苦土石灰と緩効性の肥料をすき込んでおきます。
植え付ける際には、風通しをよくするため根元を少し高くしておきます。

鉢植え

赤玉土小粒6、腐葉土2、堆肥2の割合で配合した土に、あらかじめ苦土石灰と元肥を混ぜ込んでおきます。
土作りは植える10日ほど前には終わらせておきましょう。

鉢は、通気性のある素焼きの鉢を使用します。
塗装してある鉢やプラスチックの鉢は通気性が悪く、根腐れの原因となってしまいますので避けてください。

植え付けの際は、ポットから外した苗に黒ずんだり傷んだ根がないかチェックしましょう。
あれば切り取ってから、一回り大きな鉢に植え付けます。
水はけをよくするための鉢底石は必須です。

来年もラベンダーを咲かせるためのポイント

毎年花を咲かせるためにできることをご説明します。

水やり

ラベンダーの管理のポイントは、乾燥気味に育てるということです。
地中海など原産の植物のため、からっと乾燥した気候を好みます。

またラベンダーの葉には産毛のような細かい毛が生えているため、水やりの際に上からかけてしまうと、葉に水がたまり蒸れの原因となってしまいます。
水やりの際は、上からかけるのではなく株元にあげるようにしましょう。

庭植えの場合は、植え付けた後根付くまでは水やりが必要ですが、それ以降はしなくても大丈夫です。

鉢植えの場合も、頻繁な水やりは厳禁です。
春や秋は、土の表面が乾いてから2~3日後に、鉢底から水が流れるくらいのたっぷりの水をやります。
夏は様子を見ながら、もう少し回数を増やします。

水をやるタイミングは、春や秋でしたら午前中です。
夏は気温が高く蒸れの原因となってしまうので、夕方か早朝にしましょう。
冬は頻繁に水やりする必要はなく、暖かい日を選んで午前中に済ませておきましょう。

ラベンダーは植え付けのときに元肥をあげておけば、さほど肥料を必要としません。
特に夏から秋にかけては、やりすぎてしまうと根腐れを起こし、枯れてしまうので注意しましょう。

剪定

6月ごろからラベンダーは花を咲かせます。
しかし梅雨の季節は、ラベンダーにとって高温多湿というもっとも苦手な時期でもあります。

ラベンダーは開花直前がいちばん香りが強いので、収穫を兼ねて花茎ごと切り戻りしましょう。
込み合った枝も、蒸れを防ぐためにわき芽の上で切り戻します。
そうすることで株の内側まで風が通り、日も当たりやすくなります。

ガーデニング  ガーデニング

関連記事

ページ上部へ戻る
このサイトは個人が運営しています。