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ビオトープとは、ギリシャ語の「Bio」(生物、生命)と「Topos」(場所、空間)を組み合わせた造語で、『地域の動植物が生育する空間』のこといいます。
ですから、自然がある場所は全てビオトープともいえます。
本来はこのように、大きな空間の自然環境のことをいいますが、ガーデニングのように
小規模の自然環境をつくることもビオトープの一環です。
ガーデニングで動植物が快適に過ごせる空間を作ってみましょう。

ガーデニングで作るトンボのためのビオトープ

トンボは幼虫期は水の中で過ごすって、知っていましたか?

卵からかえった幼虫は「ヤゴ」とよばれ、淡水で幼虫期間を過ごします。
ヤゴは水中のボウフラや微生物を食べ生長し、水辺の植物によじ登って成虫へと羽化します。
成虫になったトンボは、水辺から離れ森などで生息しますが、成熟すると水辺に再び戻り、交尾や産卵を行います。
トンボの種類によって、水の中に産卵するもの、水辺の植物に産卵するものなど様々です。
いずれにしても、トンボと水辺は切っても切れない関係なのです。

そのようなトンボのための自然空間をご家庭でもガーデニングの一環で作ってみましょう。

用意するものは、トンボのとまり木になるような水生植物数種、できるだけ大きな水鉢、水中と陸地を分けるための木化石、土が水中に流出しないための麻の布やウールマット、水草を固定するための用土(ソイル系のサンドなど)です。

最初に陸地部分と水中部分を決めます。
トンボが過ごしやすいように水中部分は多めにとってください。

陸地部分が決まったら、水中との境目に木化石と麻の布を設置し、用土を入れエゾミソハギなどの湿生植物を植えていきます。

次にウオーターミントなどお好みの抽水植物も一緒に植えましょう。
苗と苗の間に隙間ができないようにしっかりと用土で埋めていきます。

水中部分には、ウォーターポピーなどの浮葉植物や、サルビニアなどの浮遊植物を植えましょう。

あとは風通しと日当たりのよい屋外に設置して、トンボがやってくるのを待ちましょう。

ガーデニングで作るメダカが泳ぐビオトープ

用意するものは、水鉢、抽水植物数種、メダカ、アクアリウムで使われるようなソイル系のサンド、水道水の塩素を中和するための塩素中和剤です

水鉢に用土を入れたら、ウオータークローバーやオモダカ、ミツガシワなどの抽水植物を数種植えていきます。
実際に植える前にポットの状態で置いてみて、株元の高さが同じになるように底に台を敷くといいでしょう。

次に植物をポットからはずして、根鉢を優しくほぐしておきます。
植物を植えたら、水を入れていきます。

メダカは水質を選ぶため、水道水を使う場合は塩素中和剤を使って中和しておきます。
また鉢に水を入れる際は、受け皿を土の上に置いてからそこに注ぐと、土がえぐれたり水が濁ったりしません。

最後に浮き草を浮かべても素敵です。

ガーデニングで育てるスイレン

睡蓮を育てる時は、植え付け用の鉢にスイレンを植えてから、それを水をはった睡蓮鉢に沈めます。

用意するものは、スイレン、植え付け用の鉢、睡蓮鉢、赤玉土、肥料です。
赤玉土は、スイレンの植え付け前に移植ゴテなどを使い粒をつぶし、水を少しづつ加えながら粘土状にしておきます。

植え付け用の鉢の底に作った土を入れます。
入れる途中で肥料を埋め込んでおきましょう。

ポットからスイレンの苗を外し、植え付けていきます。

植え付けたスイレンを鉢ごと、睡蓮鉢に沈めます。
その際、株元から水面までの水位が10cm以上になるようにしてください。

その後の管理は、特に難しい点はありません。
株元から水面までの水位が常に10cm以上になるようにし、足りなければ水を入れます。

またスイレンの花が終わったら、早めに花がら摘みを行いましょう。

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