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ガーデニングは植物を育てるだけが楽しみではありません。
お庭全体をデザインすることも考えましょう。いろんなテーマが挙げられますが、アンティーク風なお庭作りはいかかでしょうか。
アンティーク風の雑貨は市販もされていますし、自分で作ることもできます。
鉢をアンティーク風に作る
素焼きの鉢に手を加えることで、使い込んだアンティーク風の鉢に変身させることができます。
用意するもの
・テラコッタ鉢
・水性ペンキ(またはアクリ絵具)数色
・サンドペーパー
・手袋や新聞紙など汚れを防ぐもの
(・培養土)
始めにベースとなるペンキを塗っていきます。色はお好みの色で大丈夫ですが、最初のうちは紺や緑、黒などの暗い色が分かりやすいですよ。
十分乾かしたら、メインの色を塗っていきます。明るい色、特に白やベージュがお勧めです。
ペンキが乾いたら、サンドペーパーでメインの色をこすり落としていきます。その時のカスレ具合が使い込んだ感じを演出します。
ですからあまり綺麗に落とすのではなく、ラフにやっていきましょう。ところどころベースの色が見えたらやめる、くらいがちょうどいいです。
また、培養土を使ってデコボコをつける方法もあります。
ベースのペンキが乾かないうちに、培養土をふりかけます。こちらもお好みの量ですが、最初のうちは少なめにして慣れてきたら加減していきましょう。
土がついた状態で乾かします。この段階でサンドペーパーで土をこすり落としても、面白い効果が生まれます。
次に別の色のペンキを塗り、乾かしたら完成です。
土でできたデコボコ感が年代物の鉢のように見せてくれますよ。
リメイク缶を作る
空き缶を使ってリメイク缶を手作りしてみませんか。
用意するもの
・空き缶
・五寸釘
・金づち
・金属加工用のヤスリ
・水性ペンキ(またはアクリ絵具)
・サンドペーパー
空き缶の底に穴をあける場合は、五寸釘を使います。缶の内側から釘を打って穴をあけましょう。
内側から釘を打つと、へこみが坂のようになって水はけがうまくいきますよ。
この時、缶の外側の穴の周辺には金属のギザギザが残ってしまいます。気になる方は、金属加工用のヤスリを使って落としてください。
また、缶の口の方のギザギザも金づちで叩き潰すか、ヤスリを使って落とします。
塗装はお好みの色のペンキを使います。
乾いたら、サンドペーパーで使い古しに見えるようにペンキをこすり落としていきましょう。
アンティークな雰囲気を持つ花
ガーデニングでアンティークな庭を作るには、何も道具にこだわる必要はありません。育てる草花も種類を選べばアンティークな風情になります。
選ぶポイントは、色です。ボルドー系の色をイメージすると探しやすいでしょう。
お勧めの花
メイン:チューリップ「クィンオブナイト」
周囲の花:パンジー(ブラックやレッド&イエロー、ワンレッドなど)、クロッカス(黄色)
これらの花を寄せ植えしていきます。
アイビーなどの斑の入った緑色でアクセントを作ると、よりアンティークな雰囲気が引き立ちます。
アンティークなお庭づくりを助ける道具たち
ガーデンファニチャーをアイアン製のもので揃えると、古ぼけた印象ながらもお庭がピリッと引き締まります。
また、オイルステインは木箱などの木製品に塗るだけで年季が入ったように見せてくれます。
先にご紹介した残りのペンキなども上手く使って雰囲気づくりを楽しみましょう。

