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ガーデニングの通信講座の種類
ガーデニングは、老若男女に人気のある趣味で、戸建ての庭に限らずマンションのバルコニーでも自分好みの草花を育てられています。
また、ガーデニングの資格を取得し住宅メーカーや造園会社に就職して、公園、造園などのデザイン設計に従事されている方もおられます。
ここでは、趣味や仕事として学ぶ価値のあるガーデニングの通信講座の種類を4つご紹介します。
ガーデニングアドバイザー資格取得通信講座/スペシャル講座
多くの資格取得のための通信講座を開講しているのが諒設計アーキテクトラーニングの通信講座です。
通信講座で学ぶ目的は、趣味を深めたいということと、資格を取得して就職に生かしたり仕事のスキルアップを行ったりすることがあります。
その両方の目的に応えてくれるのがこの通信講座です。
取得できる資格は、日本生活環境支援協会が認定しているガーデニングアドバイザーと日本インストラクター技術協会が認定している園芸インストラクターです。
この通信講座で学ぶことのできるガーデニングの内容は、趣味として学ぶガーデニングの基礎知識から花木の種類、ガーデニングの植栽プランなどとともに、大型商業施設などのガーデンの設計、施工、管理に至るまでの内容になります。
諒設計の通信講座の特徴としては、ガーデニングアドバイザーW資格取得スペシャル講座があることです。
一般的には、資格を取得するためには関係機関が行っている認定試験を受験、合格する必要があります。
しかし、スペシャル講座を受講して修了すれば試験が免除されてガーデニングアドバイザーと園芸インストラクターの2資格が同時に取得できるというものです。
【基本情報】
- 講座名…ガーデニングアドバイザーW資格取得講座
- 受講費用…59,800円・
- 受講期間…6ヶ月(最短2ヶ月)
【基本情報】
- 講座名…ガーデニングアドバイザーW資格取得スペシャル講座
- 受講費用…79,800円
- 受講期間…6ヶ月(最短2ヶ月)
ガーデニング基本コース/プラチナコース
SARAスクールジャパンはさまざまな講座をたくさん開設しています。
ガーデニングについても、女性ができるガーデニングスキルを基礎から学ぶことができます。
家庭でできるガーデニングのノウハウをはじめとして、仕事にも生かすことができる内容までを丁寧な添削を通して学んでいきます。
このスクールの通信講座の特徴は、プラチナコースという「資格協会から公式認定されたコース」があることです。
ガーデニングについてしっかりと学ぶことができるようにカリキュラムが組まれ、そのカリキュラムに沿って教材で学んでいきます。
そして、添削問題をすべてクリアした後に卒業課題をクリアすれば、資格協会の認定試験が免除されガーデニングアドバイザー等の資格を取得することができるというものです。
【基本情報】
- 講座名…ガーデニング基本コース
- 受講費用…59,800円
- 受講期間…6ヶ月
【基本情報】
- 講座名…ガーデニングプラチナコース
- 受講費用…79,800円
- 受講期間…6ヶ月
日本園芸協会のガーデニング講座
日本園芸協会の通信講座では、「素敵なお庭が作れるように」というガーデニングでの草花の手入れや寄せ植え、本格的なガーデニングに至るまでの知識やスキルをマスターすることができます。
ガーデニングの専門家が指導者となってていねいな指導をしていただけるという評判高い通信講座になっています。
この通信講座の特徴としては、全過程を修了すれば、この協会が資格認定している「ガーデニングコーディネーター」の資格を取得することができることです。
ガーデニングをコーディネートするという知識やスキルを身に付けますので、ガーデニングを取り入れようとしているお店や新築住戸などに対して「そのお店や住戸に合ったガーデニング」を提案することができます。
また、教材の中にはガーデニングの実例を取り入れたDVDもあります。このDVDでは、ガーデニング初心者の方でも安心して取り組むことができるようになっており、非常に役に立つという評判もあります。
【基本情報】
- 講座名…ガーデニング講座
- 受講費用…64,000円
- 受講期間…8ヶ月
ユーキャンのガーデニング講座
ガーデニングのプロが、さまざまな受講者のガーデニングへの思いや悩みを受け止めて、親切・丁寧な指導をしてくれます。
戸建ての方やマンションの方にとっては、狭いスペースでもガーデニングをしたいものです。そういう方のためにも、ガーデニングのポイントを指導していただけます。
マイ・ガーデンノートという教材があります。これは、「あなたのガーデニングへの思いを書く」ノートです。
「こんな庭にしたい!」「もっと華やかにするにはどうすればいいの?」そんな思いにプロのガーデナーが受講者に寄り添って個別にアドバイスをしてくれたり、ガーデニング法を教えてくれたりします。
また、ガーデニングの基礎を習得するために、寄せ植えとリースを作ることができるキットが付いています。育てるのが難しいといわれる寄せ植えについて、色合わせや配置などを詳しく学ぶことができます。
このように、ユーキャンの通信講座によってガーデニングスキルを身に付けた方は多くおられます。
それを生かして、多くのガーデニング資格取得に挑戦して取得することができれば就職活動にも有利に働きますし、自らのスキルアップにもつながっていきます。
また、自治体や地域の「植栽ボランティア」として活躍されている方がおられます。さらには、園芸店や大型量販店などの植栽コーナーで仕事をする上でも多いに役に立ちます。
【基本情報】
- 講座名…ガーデニング講座
- 受講費用…35,000円
- 受講期間…6ヶ月
ガーデニングの通信講座を受講するメリット
自分なりのガーデンを設計・施工することを趣味としている方が増えています。ガーデニングには、商業施設やホテルなどで行う大規模なものから家庭の狭いスペースで行うものまでさまざまあります。
ガーデニングの通信講座では、その人に合った学び方でしっかりと知識やスキルが身に付くようにカリキュラム構成され、教材も充実しています。ここでは受講するメリットについてご紹介します。
資格が取得できる
ガーデニングの通信講座を受講する方は、自宅のガーデニングを自ら設計、施工していこうと、趣味として学ばれる方や園芸店などに勤務しながら自らのスキルアップのために学ぶ方がいます。
一方で、通信講座でガーデニング資格を取得できますから、就職や転職に活かしている方もいます。この「資格が取得できる」ことはガーデニングの通信講座を受講する大きなメリットになっています。
ガーデニングの通信講座を受講して以下の資格を取得することができます。
・ガーデニングアドバイザー
日本生活環境支援協会が認定しているガーデニングアドバイザーは、通信教育で多くの草花の育て方を学んだり、季節によってガーデニングをどう設計するかなどについてアドバイスをしたりすることができるようになる資格です。
・園芸インストラクター
日本インストラクター技術協会が認定している園芸インストラクターは、ガーデニングに必要な園芸の知識やスキルを学んで園芸店などでインストラクターとして活躍できる資格です。
新築住居やリフォームでもガーデニングの設計・施工に関わることもできます。
・ベランダ菜園アドバイザー
ベランダ菜園アドバイザーは、日本生活環境支援協会が資格認定しています。
マンションでもガーデニングをしたい、家庭菜園を取り入れたいという思いの方のためにアドバイザーとしての仕事をしていきます。省スペースでのガーデニングを行う方が増えていますので需要も多くなっています。
・家庭菜園インストラクター
家庭菜園インストラクターは、日本インストラクター技術協会が認定している資格です。家庭菜園を中心にしたガーデニングをされている方も多く、園芸店などで顧客やスタッフに対してインストラクターとして活動できます。育てる悩み、ガーデニングとしてのレイアウトなどを指導・助言できるようになります。
例えば、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座でこのような資格取得をする場合、「ガーデニングアドバイザーW資格取得スペシャル講座」というコースなら、卒業試験をクリアできれば、同時にガーデニングアドバイザーと園芸インストラクターの2資格を取得できるというメリットもあります。(SARAスクールJAPANでも同様のコースがあります。)
通学しなくても受講できる
今の社会では、いろいろな目的を持ってさまざまな学びを求める方がいます。そんな方々の思いに応えるためにスクールが開講されています。
しかし、スクールまで行くのに時間がかかるという方もいます。そういう方のためにもガーデニングの通信講座は大きなメリットになっています。
また、仕事をしながら土日にガーデニングをしたいという方もいます。街中のスクールは土日に開講されていないところが多く、専門的にガーデニングを学ぶことができません。
ガーデニングの通信講座では、いつでもどこでも学べるという時間の融通が利くというメリットもあるのです。
教材の充実
通信講座によって教材はさまざまで紙媒体のテキストや映像で学ぶDVD形式のものなどがあります。また、受講者に応じたカリキュラム設計が可能で、テキストの内容が非常に詳しく丁寧になっています。
受講者の中には「修了して資格取得をしてガーデニングの仕事に就いているが、今もこのテキストを読み返している。」という方もいます。
丁寧な添削指導プロの講師
通信講座の勉強を進めていると、ふと疑問点が生まれてきます。疑問点については添削指導や質疑応答でプロの講師が解決してくれます。
「この植物はなぜ根付かないのか」、「狭い庭でのガーデニングの方法」などの疑問・悩みについても添削指導や質疑応答でしっかりと指導してくれます。
十分な受講期間の設定
ガーデニングの通信講座のカリキュラムは、短期間で学ぶことができるようになっています。
しかし、「仕事で勉強する時間が取れない」「1ヶ月ほど海外に行くことになった」「通信講座を始めたが、体調不良で入院した」などの理由では短期間での修了は難しいものです。
通信講座の受講期間は6ヶ月あります。すき間時間を利用して余裕を持って自分だけのカリキュラムで進めることができるのです。
また、反対の場合もあります。園芸店への就職で「ぜひガーデニング資格を取っておきたいが、採用面接まで3ヶ月しかない!」という方もいるでしょう。
最短2ヶ月で猛勉強すれば、3ヵ月後に提出する履歴書の資格欄に「ガーデニングアドバイザー」と書くことができるでしょう。
受講後に活かせる仕事
ガーデニングの通信講座では、ガーデニングに特化した資格取得ができます。
諒設計アーキテクトラーニングやSARAスクールJAPANなどでは、卒業試験までクリアすれば、同時に資格が取得できるようなコースが設定されています。
通信講座を学んで、ガーデニングアドバイザーや園芸インストラクター資格を取得しておくことで、就職・転職に有利になります。ガーデニングの通信講座を受講した後に活かせる仕事をご紹介します。
施設の植栽管理
植栽関係の仕事で非常にやりがいのある仕事が大規模のガーデニングの設計、施工、植栽管理に関わる仕事です。
もちろん、その施設の方でもある程度の知識があればできますが、大規模・有名であるほどお客様に与えるガーデニングの印象が大切になりますので、ガーデニングのプロの力が必要になります。
この植栽管理では、園芸店などに勤務して直接依頼を受けて関わることもありますが、店舗等のスタッフにガーデニング手法を指導・助言する場合もあります。
ガーデニングアドバイザーや園芸インストラクターの資格を取得しておくことで、「信用」という点でより受注が増えていきます。
ガーデニングを大型商業施設やホテル・レストランなどから依頼を受けた時には次のような手順で仕事をしていくことになります。
設計・施工
クライアントのガーデニングへの要望(庭園の広さや形状、予算など)を聞き、設計図を描き植栽の種類や材料を手配します。
クライアントとの打ち合わせ、コミュニケーションをしっかりと行います。また、給排水設備やその管理についてもアドバイスを行います。
造園契約・アフターフォロー
ガーデニングの通信講座で学んだことを生かして造園工事を行います。庭園の核施設のチェックや植栽の選択に余念なく行っていきます。
また、大型施設との契約になりますと、アフターフォローについてもしっかりと実施していきます。そうすることが信用につながり、新たな顧客獲得につながっていきます。
フラワーショップなど植栽関係のお店
フラワーショップ等では、よく「家でガーデニングをしたいのだけどどんな草花を植えればいいのか」という質問や「寄せ植えをしたいから寄せ植えに合う草花を紹介して欲しい」などという質問が寄せられます。
これらは、ガーデニングの通信講座でしっかりと学びますからすぐに答えて草花を紹介・提案できます。
また、フラワーショップ等ではよく「ガーデニング教室」という形でイベントが開催されることもあります。
そこでは、ガーデニングに適した草花の選び方や育て方のコツ、見本品の展示などを行います。
もちろんお店では、仕入れや管理、接客販売にも関わりますが、通信講座で学んだ内容を持って「ガーデニングのプロ」として仕事ができます。
接客対応では、ガーデニングの通信講座で学んだ専門性を発揮すると同時にコミュニケーション手法もマスターしておくことで楽しい接客をすることができます。
ガーデニング・園芸教室の先生
ガーデニングの通信講座を受講すれば先生もできます。ニュータウンなどでは、園芸教室やガーデニング教室をされている方が増えてきています。
新築のお家が多く、家の建築と同時にガーデニングとして家の周りを飾りたいという方が非常に多くおられます。そういう方々のためにガーデニング教室を開いて学んでもらうという目的で教室の先生をされています。
ガーデニング・園芸教室の先生の仕事は、新たにガーデニングを始めるという方やガーデニングをしながらもさまざまな悩みを持った方のために指導・助言をします。
ガーデニングの知識やスキルとともに、アドバイザーとしての能力も必要になります。このようなこともガーデニングの通信講座で学びます。
カルチャースクールの講師
自治体のカルチャースクールに登録して「ガーデニングの進め方」などのテーマで講演活動をされている方もいます。
今環境問題が大きく取り上げられている中でガーデニングの重要性が見直されています。また、高齢化が進み、高齢の方がガーデニングを始められる場合もあります。
そういう方々も興味を持ってスクールに参加されます。講師とはいえ、講演ばかりをしていては、参加者は満足しません。
時にはアンケート形式で参加者の抱える悩みを把握することも必要でしょうし、実際のガーデニングづくりのようすを、映像を使って紹介をしたりしていくなどの工夫を加えることも必要なことです。
このように、カルチャースクールの講師を行うにあたっては、しっかりとした準備を行わなければなりません。
まとめ
ガーデニングの通信講座の種類や学ぶメリット、どんな仕事に就けるかなどをご紹介してきました。
諒設計アーキテクトラーニングやSARAスクールJAPANなどでガーデニングの通信講座で学んだことを生かして資格取得するなどして就職に有利になれば幸いです。