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秋の味覚といえば、代表的なものはきのこですね。森の中の朽木などに生えるきのこが、実はご自宅でも簡単に栽培できるようになってきているのはご存知でしょうか?ご自宅できのこを栽培する方法をご紹介します。

きのこ栽培キットを利用する

ホームセンターなどに行くと、きのこの栽培キットが売られているのはご存知でしょうか?

きのこといえば朽木からぽこっと出ているイメージかと思いますが、スーパーなどに売られているきのこは、ほとんどが菌床栽培といって、人工的にきのこの菌糸を繁殖させた培地から生えたものです。

菌床はおがくずを主体としたブロック状のものにきのこの菌を植え付け、適切な温度と湿度で繁殖させ、やがてきのこに生育させていくという工場生産のようなイメージです。

この菌床が、きのこ栽培キットとして売られているので、これを利用するのが最も簡単で省スペースです。

栽培できるきのこは、しいたけ、エリンギ、なめこ、ひらたけ、きくらげ、まいたけ、えのき、しめじなど、色々な種類が出回っているので、お好みで選ぶこともできます。

価格も数百円から数千円まで様々で、お子様の実験用にちょうどいいものから、ある程度の量の収穫が見込めるものまで、ニーズに合わせてお選びいただけます。

水洗いした菌床を水に浸して吸水させ、直射日光の当たらない暖かい場所で毎日霧吹き等で水をかけながら管理すると、やがてきのこが生えてきます。

収穫後は再度水洗いから繰り返してやると、だいたい1~3回くらいは収穫できるようです。

菌床の中の養分を使い果たすと、もうきのこは生えませんが、カブトムシの幼虫の餌として使えるので、お子様と一緒に楽しめます

原木栽培

お庭のスペースに余裕があるなら、原木栽培も可能です。

原木栽培は、ナラやクヌギ、カシなどの木に、きのこの種駒を打ち込んで行います。

原木にドリルで穴をあけ、種駒を打ち込んだ後、水を染み込ませて菌糸が木の内部に浸透するように湿度を保って保管する、仮伏せという作業を行います。

3か月程度菌糸を浸透させたら、今度は原木に雨や風がむらなく当たるように組み上げる、本伏せという作業を行います。

本伏せした状態で、きのこの菌糸が十分に繁殖するまでに、だいたい2年程度かかります。

原木栽培は、時間も手間もかかりますが、種駒を打ち込んだ状態の原木も販売されているので、そういったものを利用するとある程度手間が省けますが、時間はかかります。

ただ、菌床栽培よりは良質なものができますし、収量も菌床栽培よりは多いというメリットがあります。

また、原木は1メートル近いものから、50センチ程度のものまであるので、ご自宅のスペースによって使い分けることもできます。

手間を楽しむのがコツ

きのこの栽培は、手間も時間もお金もかかります。正直なところを言えば、きのこは食べたいものを必要な量だけ買った方が、圧倒的に安いです。ただ、自分で手間をかけたものが、長い時間を経てきのこに成長していく過程も楽しいものですし、そうやって育てたきのこは、また味も格別です。自分が普段食べているものが、どうやってできているのかを知るというのも食育の観点からは大切なことです。手間を楽しむという心の余裕が、きのこを栽培する一番のコツかもしれません。

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